海外旅行がきかっけで外資系に新卒で入社し2年目になります。酒屋の営業をしている新米女子営業員です。都内と神奈川の飲食店に計700件ほどのお客様があります。

 

お店の種類はさまざまで、フレンチありイタリアンあり、和食屋さんや割烹料亭、居酒屋やバー、カフェなどにも卸します。

 

もともとお酒さえ飲めなかったのですが、たまたま就職できたところがこちらでした。程度のいい規模だったので、内部業務に携わるぶんには問題ないだろうと思って入社を決めました。

 

ところが入社2ヶ月で営業担当になった同期の男性が2人も辞め、同期内での営業員がいなくなってしまいました。そこで声をかけられたのが私でした。

 

私自身、事務や経理のつもりでいたので始めは断ったのですが、事務員内で自分のポジションがかなり浮いているというか、仕事もそう多くないぶん余っている状態で居心地が悪く、結局は営業に移りました。外資系なのでやはり売上がそのまま自分の給料に反映されます^^

 

しかし、そもそも興味もあまりなかったお酒のことを覚えていくのはひどく大変な作業でした。最初は日本酒と焼酎の区別もよくわかりませんでした。先輩営業マンは私に教えることを最初から放棄していて、どうせ私も辞めていくんだろうと最初から思っているようでした。

 

同期はどうして2ヶ月程度で辞めていったのかわかったのは、飲食店さんを実際に回るようになってからでした。どこの飲食店も態度がひどく、私たちを完全に見下している感じがしました。「お前らの商品を売ってやっている」とでも思っているのかと言いたくなるようなお店もありました。私たちの商品を安く叩いておきながら、それで自分たちが利幅を稼いでいるにもかかわらずです。

 

皮肉なことに、そんな思いから、自社が扱う商品を粗雑に扱われることがとても許せなくなり、そこから自分でお酒の勉強を始めました。日本酒と焼酎の区別がつかなかった自分が、芋と麦の違いなどがわかるだけでも進歩です。そうして勉強しているうちに、態度の穏やかな飲食店さんも増えてきました。最近ではこちらが提案する新商品に興味を示してくださったり、実際にリストに入れてくださることも多く、なんとかこの仕事を続けています。

  • 2016/09/11 14:37:11